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本はどんなふうに並んでいるのですか

図書館の本は背ラベル(請求記号)の順番に並んでいます

図書館の本には、背ラベルが貼ってあります。これを「請求記号」と呼んでいます。
この「請求記号」は、図書館の中での本の「住所」となるものです。

1段目の表示は、資料の性質を示すものです。
たとえば[シラバス]なら、シラバス掲載図書であること、[参考用]は参考図書であることを示します。
[学生用]は主に学生の方のために購入した図書、[研究用]は教員が研究のために購入した図書です。
この表示によって、資料の配置場所が大まかに分かります。(たとえば、[参考用]の図書は「参考図書コーナー」に配架されています。)

2段目の数字を「分類番号」と呼びます。
1段目の表示が[学生用][研究用]の図書は、この分類番号によって以下の場所に配架されています。

・分類番号000-099、800-999は、1階の雑誌閲覧室北側電動書架
・分類番号400-799は、2階の図書資料ソーン
・分類番号100-399は、3階の図書資料ソーン

それぞれの場所、コーナーの中で、図書は、2段目の分類番号(詳しくは後述)の順に左から右、上から下に並んでいます。
同じ分類番号の中では、3段目の記号の順番になっています。

学生用 >>> 学生用 >>> 研究用 >>> 学生用
417 417.01 417.01 417.1
W1 D12 D15 A58
  4  
1


請求記号の内容について

さて、背ラベルの内容を詳しく見てみましょう。

一段目に表示されているのは、資料の性質です。
二段目に表示されているのは「分類番号」というものです。
図書館では、図書1冊1冊を日本十進分類表(『NDC10版』)に基づいて分類し、「分類番号」を与えています。同内容の図書は、同じような番号が付きます。
三段目、四段目に表示されているのは、著者記号(著者の頭文字をアルファベットと数字で表す記号)、シリーズ番号など補足的な記号です。

これらを合わせると、以下のような請求記号となります。

学生用 <<資料の性質を示します。大まかな配置場所が分かります。
417
<<NDC10版による分類番号です。資料の内容を示します。
D12
<<著者記号や、シリーズ番号など、補足的な記号です。
4
日本十進分類法(NDC)とは

NDC(=Nippon Decimal Classfication)「日本十進分類法」とは、学術・知識などを10区分に分けさらにその中を10ずつのテーマに細分して展開していく分類法。

100区分表は各階に掲示しています。また、おおまかな区分は書架の側板にもサインがあります。詳細な分類表は、1階メインカウンターに備え付けてありますので、お気軽にお問合せください。
>>NDC分類表

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