京都工芸繊維大学附属図書館トップ > 附属図書館長からのメッセージ

附属図書館長からのメッセージ

在学生の皆さんへ (2020年5月14日)

在学生の皆さん

 新学期、予期せぬかたちで始まりましたが、健康を崩したりはしていないでしょうか。
 いつもと違う日々が続くと、どうしても体調を維持するのが難しくなります。まして、外出を控えないといけない毎日では、心身ともに疲れもたまりやすくなります。バランスの良い食事と適度に身体を動かすことで、普通の毎日が戻るまでもうしばらくは、いまの状態を続けてください。
 皆さんもご承知のように、現在、医療の現場で大変な苦労をされている方々がいらっしゃいます。わたし自身は文系の人間ですから直接現場にたつことはできません。1995年の阪神淡路大震災のとき、やはり文系の研究者は無力だと感じたことがありました。しかし、なにもできないと感じているときに文化財レスキューの話が持ち上がり、尼崎市内のお寺をまわり、文化財の救出作業をしました。
 いま、このコロナ禍のなかでなにができるか模索している毎日ですが、附属図書館としては、在学生の皆さんに可能な範囲で勉学、研究のサポートをしてゆきたいと考えています。
 本学では6月30日まではすべての研究室活動を禁止しており、学生は原則として構内に入れない状態が続きます。6月30日以降どのような状況になるかは、現時点では明確にすることができませんが、まずは6月30日までの期間、大学院生および卒業年次の学生を対象に図書の貸し出しを郵送でおこなうことにしました。詳しくは、図書館からの「郵送貸出サービスのご案内」を確認してください。できるだけ早く、サービスの範囲を拡大してゆきたいと考えていますが、外出自粛の状況下で図書館としても十分に対応できない場合もあると思います。その点についてはご了承ください。
 新入生の皆さんは、附属図書館のホームページの「図書館webツアー」をぜひご覧ください。図書館の様子がわかります。また、図書館のツイッターでは、本学の学長以下の先生方がお薦めの図書について一口コメントをあげています。硬軟さまざまな本があがってくる予定です。お楽しみください。
 明けない夜はありません。どんなに暗い夜でも、いつかはかならず朝日が差してきます。もうしばらく、自粛をしながら、オンラインの講義やインターネットを活用した課題レポート作成などできるだけの勉学に励んでください。私たち図書館スタッフ一同、キャンパスに皆さんの笑い声が溢れる日を心から楽しみにしています。

館長の写真

         

2020年5月14日
           附属図書館長
           並木誠士